石田歯科
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★ 歯周治療で腎臓の状態が良くなる可能性がある

2024年1月13日

 

歯周病が慢性腎臓病の原因の一部かもしれないと言われています。

慢性腎臓病を引き起こす代表的な原因は、糖尿病・加齢・喫煙で、ほかに高血圧、糸球体腎炎、自己免疫疾患などもあげられますが、原因がよくわからないことも多いのです。

しかし、以前は原因不明とされたもののうち、一部は歯周病が関係しているかもしれないと言われるようになりました。

 

市種苗が治ると慢性腎臓病も少し改善します。

歯周病の人は、血液中に炎症性物質が増加しています。

つまり、全身が常に軽い炎症の状態になっていて、歯周病が治らない限り長期間続いてしまいます。

その状態が腎臓にも悪い影響を及ぼすかもしれないと考えられるようになりました。

慢性腎臓病と歯周びょの療法にかかっている患者さんに歯周病治療をしたらどうなるか調べた研究では、歯周病が治った場合に慢性腎臓病も少し改善するという結果でした。

★ 骨粗鬆症の人は歯周病になりやすい

2024年1月9日

骨粗鬆症とは、骨の強度が低くなって軽い衝撃でも骨折を起こしやすくなる病気です。

主な原因は加齢で、女性ホルモンの影響を受けるため高齢の女性に多い疾患です。

致命的な疾患ではありませんが、結果的に要介護状態になる人も少なくないので注意が必要です。

 

 

骨密度が低いと歯槽骨の吸収が進みやすくなります。

歯周病にかかると、歯周病菌が歯茎に炎症をおこして、歯を支えている骨(歯槽骨)を溶かしていきます。これを「歯槽骨の吸収」といいます。

身体の骨と歯槽骨の関係を調べたケンキュの大部分では、体の骨密度と歯槽骨の吸収の程度には関係があるという結果でした。

例えば、骨粗鬆症の人たちと正常な骨密度の人たちを3年間観察したところ、骨粗鬆症の人たちの方が歯槽骨の吸収が多かったとの報告があります。

お口の中に歯周病菌がいるかどうかは、歯周病が進むかどうかの強力な要因ですが、その要因や年齢が同じくらいの人同士で比べると、体の骨密度が低い人の方が、歯槽骨の吸収が進みやすいといえそうです。

★ 糖尿病の人は歯周病になりやすい

2024年1月6日

糖尿病によって弱っている身体は、歯周病菌に抵抗する力も弱くなっています。ですから、歯周病にかかりやすく、治りにくく、受賞になりやすくなります。しかも治療が終わった後も再発しやすいので油断できません。

 

糖尿病が引き起こす炎症の一つに歯周病もあります。

血糖値の高い状態がずっと続くと、からだの中のタンパク質が糖とくっつきます。それを歯血球が敵と間違えて攻撃するので、その結果、歯周病も含め、全身に炎症が起きやすくなります。

 

 

歯周病が糖尿病を引き起こすかどうかは調査中です。

動物実験の結果によると、歯周病が原因で糖尿病にかかりやすくなったり、糖尿病を悪化させたりするようなことがあるとわかっています。

糖尿病と歯周病の両方にかかっている人が多いのは本当です。しかし、どちらが原因でどちらが結果なのかは、はっきりわかりません。

歯周病の人はその後、糖尿病になることが多いのか、歯周病を治療して歯茎の状態が良くなったときには糖尿病も良くなるのか、調べる必要があります。そのような調査が世界中でも日本でも盛んにおこなわれていますので、近い将来、もっとはっきりしたことがわかるでしょう。

★ 洗口剤などの口臭予防効果

2023年12月26日

 

口臭予防の為に使用されている洗口剤やタブレット、ガムなどには、強い良い香りで口臭を抑制する「マスキング効果」、におい成分を吸着したり、酸化させたりすることによる「消臭効果」、口臭を作る細菌へはたらく「抗菌作用」があります。

舌磨きは口臭の予防や抑制に高い効果がありますが、舌苔がたくさんつきやすい奥の方を磨くと嘔吐反射が出やすい、歯の表面が凹凸してりるために十分に磨きづらい、舌苔を完全に取ろうとするあまりに力が入って舌を傷つけたり舌痛を引き起こしたりすることがある、など、デメリットもあります。また、洗口剤を使った洗口だけでは、舌苔はバイオフィルム化しているため、洗口剤の抗菌剤が細菌に直接作用することができません。そこで、舌磨きと洗口剤を使った洗口の両方を行うことで、口臭予防・抑制の相乗効果が期待でき、無理なく口臭の予防や抑制をおこなえます。

ただし、洗口剤を使った洗口を一時的におこなっても、抗菌効果は期待できません。アレルギーや副作用が生じることもありますので、使用の際は自分に合ったものを選びましょう。

★ 口臭の治療法

2023年12月20日

口臭の治療は、まず検査を受けて原因を明らかにしましょう。病気が原因の場合は、その病気の治療によって改善するでしょう。

また、病的口臭でも生理的口臭でも、お口の中をきれいにして、口臭を発生する細菌を減らすことが治療になります。

正しいブラッシングに加え、歯間ブラシやデンタルフロスを使用した歯と歯の間の清掃、舌磨きを行うことが、口臭の軽減には効果的です。入れ歯の方は、入れ歯の清掃も行いましょう。

 

お口の中に口臭を発生する細菌が多くいて、そうした道具を使った清掃だけでは口臭が軽減しにくい場合は、薬用成分が含まれている洗口剤を補助的に使う事で、効果がでることがあります。ただし、自己流でのお口の清掃や洗口剤の使用はかえって口臭を増加させるおそれがありますので、歯科医療者の指導を受けてください。

★ 朝、起きた時に口臭が気になる理由

2023年12月18日

起床時はお口の中の細菌が増えています。

起床時に口の中がネバネバして不快に感じることがあります。

これはねている間に唾液の分泌が減り、細菌が増殖するためで、「モーニングプレス」と呼ばれています。

歯周病や糖尿病などが原因の病的口臭も一日のうちに変化がありますが、原因となる病気を治療しないままでは口臭の生じる時間が多くなります。生理的口臭でも、起床時や空腹時などに口臭が基準値以上になる事があります。

 

また、唾液がたくさん出ると口臭が減るともいわれています。

一般的に高周波、食事やブラッシングの後、時間の経過にしたがって強くなり、食後に減少します。食品にもよりますが、食事をすると咀嚼や舌の動きにより唾液が出て、その自浄作用によって口臭が減少します。ただし、食べかすが残ったままブラッシングしないと、その後、口臭が強くなります。

特に、歯と歯の間の清掃が口臭予防に効果があります。

 

★覚えておこう!★

口臭、特に生理的口臭は、生活習慣との関連が報告されています。

日本の棒高校で、高校生の口臭とその要因について調査結果を行った結果、朝食を食べていないこと、多量のプラーク付着、舌苔の付着の3点が口臭と関連があることがわかりました。

朝食を食べないことはもちろん、咀嚼回数の少ない食品のみを食べていると唾液の自浄作用が働きにくくなるため、口臭が減少しにくくなります。

口臭を減少させるためには、朝食をきちんととる事、食事の内容を咀嚼回数の多い食品や食形態にすること、口腔清掃を行うといった生活習慣が大切です。

★ 口臭が生じる仕組みと原因

2023年12月16日

口臭の原因はさまざまといわれています。

口臭は、自分自身では慣れてしまってわからない場合が多く(嗅覚の順応)、周りから指摘されて気づく場合や、周りの人のしぐさから自分に口臭があると思いこんでしまう場合があります。

原因は主にお口の中の絶対やプラークで、それらが原因の口臭を「生理的口臭」と分類しています。朝起きた時や、空腹時、疲労時、緊張して口が乾いたときに感じる口臭、女性における生理時の口臭、これ医による老人性口臭などがあげられます。新陳代謝で古くなってはがれた粘膜などのタンパク質を、絶対やプラークの中にいる細菌や微生物が分解すると、口臭のもとになるガスが発生するのです。

一方、全身の健康状態や生活習慣とも関連しているものもあり、歯周病などのお口の病気や、糖尿病などの全身の病気などによっておこる口臭は「病的口臭」と呼ばれています。

★ 唾液量を増やすには

2023年12月15日

唾液腺の刺激がポイントになります。

唾液腺は、筋肉のように使わないと衰えて、唾液の分泌機能が低下してしまいます。その予防には唾液腺の刺激が有効です。

よく噛んで食べるなどお口の中を刺激すると唾液腺も刺激されます。

また、噛む茂樹は自律神経にも伝わり、それが唾液分泌の指令を出すことにもつながります。

唾液腺を直接刺激するには唾液腺マッサージが有効で、食事の前に行うと効果があるといわれています。

そのほかにも唾液の分泌を促すために日常生活でできることはたくさんあります。

★ 唾液が減りやすい人

2023年12月13日

唾液の減少は更年期に集中しています。

女性は、45~55歳頃に女性ホルモンが低下するため、閉経し、更年期を迎えます。この女性ホルモンの低下が口腔乾燥感と関連しているといわれています。全国の女性外来へのアンケートでは、口腔乾燥、味覚障害、舌痛、顎関節症などの訴えが多いという結果が出ています。

 

慢性疾患や服薬の多いご高齢者も要注意です。

高齢になると、高血圧、脂質異常症、不眠症、頻尿などさまざまな病気を抱える方が増えます。

それらの治療薬の服用や、糖尿病や甲状腺疾患などの病気そのものによって口の渇き(口渇)が引き起こされるため、お口の乾燥を訴える方が多くなります。

さらに最近では、若年層にもストレスが原因のお口の乾燥がみられるようになってきています。

★ 唾液が減る原因

2023年12月9日

唾液は自律神経からの指令で作られます。

唾液が分泌される仕組みを、工場での製品加工に例えてみましょう。唾液をつくる「工場」が唾液腺です。

この「工場」で、「材料」である血液を使って、唾液という「製品」がつくられます。さらに、「工場」を動かす指令を出す「司令部」の役目は自律神経が担っており、「工場」の稼働状況と、「材料」を「工場」に運び込む量を調節しています。

 

唾液が少なくなる原因は、「工場」の唾液腺が痛んでいる、「司令部」の自律神経のバランスが乱れている、「材料」の血液をうまく運べていないなどがあります。原因の特定には、唾液量の測定、唾液腺の画像検査、血液検査などさまざまな検査が必要です。

 

原因 具体的な疾患など
唾液腺の損傷 シューグレン症候群、口腔など唾液腺に近い部位の悪性腫瘍への放射線治療、唾液腺の疾患(唾液腺腫瘍、唾石症)など
自立神経の乱れ ストレス、精神疾患、更年期障害など
自律神経から唾液腺への指令の障害 薬の副作用(精神安定剤、解熱鎮痛薬、咳・痰・鼻水を抑える薬、

高血圧症の薬など多数)

血液の運搬の障害/血液や体液の減少 糖尿病、甲状腺機能障害、腎疾患、歯質異常症などの代謝性疾患、

薬の副作用(利尿薬、カルシウム抗菌薬)、脱水

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