🌟 糖尿病とタバコは歯周病リスクを高めます・・・!
2025年4月8日
糖尿病とタバコは、歯周病を悪化させる大きな要因となります。
◎糖尿病
血糖値が高い状態だと、血の流れが悪くなるため白血球の働きが弱まり、免疫力が低下し、歯周病菌に感染するリスクが高まります。
また歯周病になると、インスリン(血糖値を下げるホルモン)の働きが悪くなり糖尿病を悪化させます。
糖尿病の方で歯科に罹る際は、服薬されているお薬と血糖値の平均数値(HbA1c)を教えてくださいね。
◎タバコ
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。
こちらも血の流れを悪くし、栄養や酸素の供給不足に陥り歯周組織内に老廃物がたまり歯周組織を傷めます。
またタバコを吸うと、白血球の働きが弱まり、免疫力が低下するため、細菌が繁殖しやすくなります。
免疫力が低下すると防御反応が起きず口腔内に菌が繁殖していても、腫れたり出血したり等の症状が
出にくくなるため歯周病の進行に気づきにくくなります。
歯周病の進行が進むと、歯を残すことが難しく抜歯せざる得なくなる場合があります。
また、喫煙しながら歯周病治療をしても、予後が悪く本来の効果を得にくくなる場合があります。
進行している歯周病を少しでも治したいという意思がある方、禁煙をお願いします🚬