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★増殖する歯周病菌 感染は防げるのか? ④

2023年02月3日

歯周病が悪化するかどうかは抵抗力や生活環境の影響も大きいといえます。

 

実は歯周病は、

➀口の中の細菌の攻撃力

②患者自身の抵抗力

③生活習慣(環境)、その他

これらが絡み合って起こると考えられています。➀の攻撃力については、プラークが多いほど悪化しやすくなります。ブラッシングを怠り、プラークが蓄積されると歯周病菌をはじめとした病原菌が膨大になるからです。

一方、それほどプラークが蓄積していなくても、組織の抵抗力が下がっていると歯周病が悪化しやすくなります。実際、仕事が忙しく睡眠不足が続いたりすると、歯周病が悪化したという経験を持つ人もあると思います。これが②の患者自身の抵抗力、に関する典型的なケースです。

さらに③の生活習慣については、ヘビースモーカーの人は歯周病にかかりやすく、歯周病の治療をしてもなかなか改善が見られないことが分かっています。(喫煙は歯周病のリスクファクターです)

このほかにも、遺伝的(先天的)な因子が関係している場合もあり、ある種の症候群では重度の歯周病が生じ、若い年齢から信仰の速い歯周病が発現したりします。しかし、歯周病は生活習慣病の一つであり、プラークを作りやすい生活環境と強い関係があります。

このため、歯周病治療、予防においては細菌の塊であるプラークを取り除く、「プラークコントロール」のほかに、からだを健康に保つことや、禁煙、持病(糖尿病など)の管理といったことが大事になってくるわけです。

さらに近年では、腸と同じように、口の中の細菌の攻撃力を抑え、善玉菌を増やして口の中の抵抗力を高め、歯周病を抑えようという「プロバイオディスク」の考え方もでてきています。

 

続 日本人はこうして歯を失っていく

著 日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会

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