★ 喫煙者は虫歯と歯周病のリスクが高いので、定期検診は忘れずに
2024年11月19日
喫煙者は、むし歯になる可能性が非喫煙者の2~3倍あるという調査結果があるほど、むし歯になる高いリスクに晒されています。煙草に含まれる「ヤニ」は油成分のため、粘着性があります。
ベタベタしているので歯につきやすく、そこに食べかすなどが付着し歯垢が溜まりやすくなります。喫煙者は唾液の量も少なく、細菌が活発化します。
また、タバコの煙には、一酸化炭素などの有害物質が含まれており、全身の組織への酸素供給を妨げる原因にもなります。そのため全身の免疫力が低下して、歯ぐきや口腔粘膜も酸欠・栄養不足状態へと陥ります。この状態だと虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
喫煙者は治療が完了しても、むし歯になりやすい環境であることには変わりないので、こまめに定期検診を受けることをおすすめします。