石田歯科
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★ なぜ歯に着色するの?

2024年10月19日

歯の汚れは、歯の外側が着色する「外部要因」と歯の内側が着色する「内部要因」に分けれられます。

 

外部要因は、「ステイン」と呼ばれる飲食品に含まれているポリフェノールなどが唾液のタンパク質と結合した汚れが歯に付着することを示します。

一見つるっとして見える歯ですが、歯には細かい溝や穴がありそこにステインや、たばこのヤニが付着して、歯が黄ばんで見えるのです。コーヒー、紅茶、ワインやお茶に含まれている渋みの成分(タンニン)は、カルシウムや鉄などの金属イオンと結びつきやすく、いったん歯の表面に沈着すると、なかなか取れないという性質があります。

 

また、たばこのヤニ(褐色の粘液)はステインよりも粘着力が高いため歯の表面に付着すると簡単には落ちません。粘着力があるので、さらにそこにステインがついて黄ばんで見えやすくなります。

ステインだけでなく、虫歯の原因になる細菌も付きやすいので、喫煙者は虫歯になりやすいといわれています。

 

内部要因は、加齢によって歯の表面の半透明色のエナメル質がすり減り、歯の内部の象牙質は次第に厚くなっていくことで、歯が黄色く見えることなどです。

これは誰にでも起こります。

また、「レジン」という歯の修復物(詰め物)の変色、抜髄(神経を取ること)や歯髄が化膿することで歯の色は変化します。

 

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