石田歯科
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★ 歯磨き粉には、なにが入っているの?効果はあるの?

2024年09月10日

奥が深い「歯磨きの世界」へようこそ!

数多ある種類の中からお気に入りのものを見つけると歯磨きタイムが楽しくなりますよ!

 

歯磨き粉のことを、歯科医は「歯磨剤」とよぶことがあります。

歯磨剤は、後述する通り、基本成分と、医薬部外品の「薬用歯磨き類」に配合される薬効成分とで構成されています。

 

〖薬効成分〗

(1)研磨剤

歯面に沈着した歯垢や着色性沈着物(ステイン)などを落とす役割があります。

ただし、強力なものは歯に負担をかけてしまいますので、高頻度で使う事はお勧めできません。

 

(2)発泡性

泡立つことによって、他の成分が口内へ広がりやすく、汚れを落とすための洗浄効果が上がります。磨いた気になりやすくなる点には注意したいところです。

 

(3)香味料

匂いや味を含むものを指します。歯磨き中の爽快感が増すとともに、鞘腫にも一役買っています。

他の成分特有の匂いや味を和らげる働きもあります。

 

(4)湿潤剤

歯磨剤の感想を防ぐとともに歯磨剤に湿り気を含ませる働きがあります。

 

(5)粘結材

研磨剤をはじめとする研磨剤と液体成分の分離を防ぐとともに、適度な粘性を与えて泡立ちを調整します。

 

(6)着色剤

歯磨剤の色味などを調整します。

 

(7)保存料

歯磨剤の防腐や劣化などの変質を防ぐ働きがあります。

 

市販されているほとんどの歯磨き粉には発泡剤が入っていますが、爽快感があるため、2回くらい歯ブラシを動かしただけでも「磨いた気」になります。

肝心なのは、口内の歯垢を落とすことなので、爽快感のある歯磨き粉を使う時ほどより丁寧なブラッシングを心がけてください。

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