★ 喫煙者と非喫煙者は歯肉にも違いが出る
2024年02月17日
喫煙者の歯茎が暗紫色になるのは、ニコチンの毛細血管収縮作用と、一酸化炭素が原因です。
ニコチンの血管収縮作用により、組織の血行は悪くなります。
また、一酸化炭素がヘモグロビンと結合することで、血液の色自体もどす黒くなります。
このような理由で、歯ぐきは健康なピンク色ではなく、暗紫色になります。
メラニン色素の沈着も強く認めるほか、辺縁歯肉がロール状に肥厚し、線維性でごつごつしています。
これは見た目だけでなく、実際に治療をしていても感じることがあります。