★ 失った歯を補う3つの方法 (2)
2023年04月21日
ふたつめは入れ歯です。
歯を失った部分に取り外しできる人口の歯を入れて、噛めるようにする方法です。入れ歯というと「総入れ歯」をイメージするこもしれませんが、1本から数本の歯を補う「部分入れ歯」もあります。部分入れ歯で一般的なのは「クラスプ」という、金属のバネを残った歯にかけるタイプです。部分入れ歯の最大のメリットは、健康な歯をほとんど削らずにすむことと、多くのケースが適応となることです。また、毎食後、取り外して洗うことができるので、清潔に保つこともできます(ただし、取り外しが面倒という人にとってはデメリットかもしれません)。破損した場合も修理をすることが可能です。
デメリットは歯の位置によりクラスプが見えてしまうことです。このために見た目を気にする人は少なくありません。クラスプをかけた歯の負担が増え、歯周病が進行したり、むし歯になりやすかったりします。また、固定式ではないので違和感があり、噛む力はブリッジに比べ劣ります。
総入れ歯は部分入れ歯よりも簡単な構造で、人工歯と歯肉を補う床で構成されています。床が歯肉に吸盤のように吸い付くことで固定されます。総入れ歯のメリット、デメリットは部分入れ歯と同じですが、総入れ歯の場合、口の中全体を覆うために、食べ物の味や温度を感じにくいことがあります。また、「外れやすい」「痛みが出る」「食べ物がはさまる」ということがないように、完成後も細かい調整が必要です。

続 日本人はこうして歯を失っていく
著 日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会












