★歯周病の具体的な治療の進め方
2022年04月27日
歯肉炎や軽い歯周病なら汚れ(プラーク・歯石)を取り除く
プロフェッショナルケアを主体とした歯周基本治療だけで治ることもあります。
治療後の再検査で汚れの除去と症状の改善が確認できたら、
数か月に一度、定期的に清掃とメンテナンスに進みます。
一方、歯肉の奥にたまった汚れがスケーリングやルートプレーニングといった
歯周基本治療だけでは取り除けない場合は、歯周外科治療(手術)をおこないます。
歯周外科治療のメインはフラップ手術です。
歯肉を切り裂いて歯根を露出させ、歯根の表面に付着した汚れを取り除きます。
歯槽骨が吸収されるなど歯周組織が壊れてしまっている場合は、フラップ手術に加えて
GTR法や、エムドゲイン法といった歯周組織を再生させる手術を加えることもあります。
手術後は確認の為検査をし、治っていれば経過観察(メンテナンス)、
治っていなければ再度治療というように、治るまで治療と検査が何度も繰り返されます。