★歯周病が引き起こす病気 ③骨粗しょう症
2022年04月19日
骨量が減少して骨がスカスカでもろく折れやすくなった状態を
骨粗しょう症といいます。加齢とともに誰でも骨量は減少するものですが、
とくに閉経以降の女性は女性ホルモンの分泌が減少するとともに骨量もぐっと少なくなるので、
骨粗しょう症が多く見られるようになります。
また、歯周病に侵された歯肉の中で生産される炎症性サイトカインには、
骨代謝に影響を及ぼすものがあるということもわかってきました。
逆に骨粗しょう症の人が歯周病になると他の骨と同じように歯槽骨がもろくなり、
吸収されるスピードも速まるので、歯周病が悪化しやすいといわれています。