★歯周病が引き起こす病気 ➀糖尿病
2022年04月16日
糖尿病では、網膜症、腎症、神経障害、抹消血管障害、大血管障害といった
合併症を引き起こしやすいことが知られています。
歯周病はこれらに続く第6の合併症といわれているほど、糖尿病と密接にかかわっています。
まず糖尿病になると、体を感染から守る免疫細胞の働きが落ち、
歯周病などの感染症にかかりやすくなります。
さらに糖尿病の人は、血糖値を下げる作用があるインスリンというホルモンの分泌が減少したり
働きが低下することによって血糖値が上がり、高血糖になっています。
高血糖の影響で、炎症が強まるために、歯周病の症状も悪化しやすくなるのです。
また歯周病の炎症によって作り出される物質(サイトカイン)のいくつかには、
インスリンの効きを拒むインスリン抵抗性があるために、歯周病患者は、
血糖コントロールがしにくくなり、糖尿病を悪化させてしまいます。
糖尿病は歯周病を悪化させ、歯周病も糖尿病を悪化させるというように、
双方向で悪影響を及ぼしているということです。
しかしこれを逆手にとって、歯周病をしっかり治療すれば、血糖コントロールを改善できますし、
薬や食事、運動などで血糖値が安定すれば歯周病の症状も良くなります。












