★歯周病の方の1割は急速に進行するタイプ
2022年04月8日
歯周病はゆっくりジワジワと進行していくことが多く、
歯肉炎から歯が失われるまでの期間は15~30年程度といわれています。
しかし喫煙や糖尿病にかかっているといったリスク因子があると、進行が早まります。
また、こうしたリスク因子に関係なく、歯周病の約1割は侵襲性歯周炎という
5~10年で急速に進行するタイプであることがわかっています。
侵襲性歯周炎には、若年性歯周炎という別名があり、その名の通り
10代と20代という若いころに発症し、そのままにしておくと歯がグラグラなって
40代ですべての歯を失ってしまったというケースも少なくありません。
侵襲性歯周炎でも、早い段階で発見し治療を開始すれば、進行を止めることができます。
ところが若い世代には歯周病という自覚がなく、歯肉が腫れる、
出血しているという症状が出ていても見過ごしてしまうことが多いのです。
また、一般の歯科医師もあまりこの病気の認識がなく、早期発見の機会を逃してしまうことがあります。
侵襲性歯周炎の人が家族にいる場合は、遺伝的な素因や生活習慣も似ているため、
発症する確率が高く、より注意することが必要です。
また、一般的な歯周治療では治らないことも多いので、
異常に気づいたらできるだけ早く歯周病専門医を受診してください。












