石田歯科
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★ 虫歯を放置すると、どうなるの?

2024年06月7日

むし歯を放置しておくと、口臭がひどくなる、顎の骨に膿がたまる、全身疾患への影響、などがあります。

怖い答えにはなってしまいましたが、むし歯を放置していいことは1つもありません。むしろ、痛みや治療期間の長期化、費用面など患者さんの負担が増えるだけです。ここでは、むし歯を放置することで起こる様々な症状をお伝えします。

 

〇歯原性菌血症

口内の傷、歯ぐきの傷から血中に口内細菌が侵入し、血流にのって全身へめぐる状態のことを示します。

良好な健康状態であれば、すぐさま状態が悪化することは有りませんが体調を崩したり、持病がある人は免疫機能が機能せず

「脳梗塞」「心筋梗塞」「動脈硬化」などの症状を引き起こしたりします。

全身をめぐる細菌に体の免疫機構が敗北すると最悪、死に至る場合もあります。

 

〇根尖性歯周炎

むし歯が進行し、神経が壊死して細菌が歯の内部の骨である歯髄まで到達すると、歯髄が死んで「歯髄壊死」の状態になります。

さらに放置を続けると、壊死した歯髄の腐敗が始まり「歯髄壊疽」の状態になります。

やがて細菌は歯の根っこ(歯根)まで到達し、歯根の先端で炎症を起こします。

歯を支えている顎の骨が溶けているため、強い痛み、腫れ、発熱、吐き気などの症状が現れることがあります。

さらに進行すると、歯根の先端に膿がたまり、膿がたまった部分が赤く腫れあがったり、歯ぐきにできた穴から口内にでてきたり、皮膚に穴が出来て膿が外へ出てくることも。根尖性歯周炎が悪化し、体の中に生じた病的嚢胞(体内にできる液体を含む袋状のもの)を形成してしまうと、歯を無くすための抗生物質の点滴が必要となるため、歯科医院ではなく大学病院にて入院治療となることもあります。

そのうえで重症な場合、上顎では眼や脳への影響もあることも分かっています。

最悪の場合は、敗血症を起こして命を落とすことも。

とくに糖尿病の持病がある人は、むし歯や歯周病の進行がはやくなることが分かっていますので早期の治療が必要です。

 

また、むし歯の進行が進み、やむを得ず歯を抜かなくてはいけなくなることがあります。

歯を抜くと、その歯を補うために「入れ歯」「インプラント」「ブリッジ」などの治療が必要になります。

嚙み合わせにも影響するので、歯を抜いたところをそのままにしていると、歯が倒れてきたり、飛び出してきたりします。

しかし、どの治療も一生ものではありませんので、メンテナンスが重要なのです。

そうなるとまた費用や時間もかかります。

人間だれしもが、年を重ねていくことで歯がもろく、弱くなってしまいます。

それには歯をトラブルが起こることは仕方がないことですが、比較的若いうちは日ごろの歯磨きでそのリスクは大幅に抑えられます。しっかりケアして、異常を感じなくても定期的に歯科医院で歯を診てもらいましょう。

むし歯や歯周病の早期発見があなたの歯を救うことになりますよ。

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