★ 唾液を出すことも重要!
2024年06月4日
自己流で磨いている場合なかなkクセに気づけないので、虫歯治療とともに正しいブラッシング法を教えてもらいましょう。
なんどもお伝えしますが、結局「歯磨き」が一番重要です。
歯磨きがきちんとできていれば、年をとっても自分の歯で美味しい食事が楽しめますし、見た目の美しさもキープできます。
歯磨きがきちんとできていれば、避けられる口内トラブルはたくさんありますよ。
歯医者と患者さんは二人三脚でお口のトラブルを治すパートナーなのです。
むし歯になりにくくする方法があれば知りたいですよね。実は、誰でも今すぐできる方法があります。
それは「唾液を出すこと」です。
通常口の中は「中性」ですが、食事をすると一気に「酸性」に変化します。
酸性の状態が長く続けば続くほど、歯が溶けやすくなり、むし歯になるリスクが高まりますが、唾液には酸性を中性に戻す「重炭酸塩」という成分が含まれていて、口内が酸性になっても中世に戻す動きがあります。
ですので、唾液が出れば出るほどむし歯になりにくい環境になります。
唾液を出すためには、水分を摂取することが重要になってきます。
寝る前や歯磨きをした後などに水分を取ると効果的です。
ただし、利尿作用があるコーヒー・緑茶・アルコールなどは逆効果になってしまうので、注意しましょう。
また、ご高齢の方や高血圧などの持病がある方は加齢や薬の副作用により唾液を出す機能が低下している場合があります。
お年を重ねられた方で急にむし歯が増えたという方は唾液の量が減っている可能性があります。
口内は本来、水気を多く含む湿潤な環境であることが理想的で、人工唾液を使用したり、粘膜保湿剤を使用することで、口の中を保湿していきましょう。