石田歯科
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★ がんの手術前にも歯周病治療が有効!入院日数が減るデータが!!

2023年3月3日

全身麻酔下での外科手術でおこなう気管挿管の際、歯周病があると、プラーク中の細菌がチューブを通じて肺に送り込まれ、肺炎(人工呼吸器関連肺炎:VAP)を発症しやすくなります。手術後の合併症では誤嚥性肺炎、がんの化学療法や放射線治療中に起こる菌血症(本来、無菌であるはずの血液の中に細菌が入り込む)も同じように基地の中の細菌が危険因子となります。こうしたトラブルを防ぐために、手術前やがん治療の前に、口腔機能管理をおこなう医療機関が増えています。専門的には「周術期航空機脳管理」といわれる医学管理で、202年から健康保険の適用となっています。口腔機能管理の効果は非常に高く、入院日数が減るというデータもあります。食堂がんや胃がんの手術をおこなう消火器外科、心臓の手術をおこなう消火器外科、心臓の手術をおこなう心臓血管外科のほか、悪性リンパ腫などを治療する血液内科でも入院日数が減っているのは興味深い点です。口腔機能管理の対象となる病気は年々増えており、最近では高齢者に多い大腿骨骨折の手術(気管挿管・全身麻酔下での手術)でも実施されています。

★ 歯周病菌がアルツハイマー病を悪化させる?

2023年3月1日

歯周病が認知症の危険因子となる理由は、歯を失うことが大きいといわれてきました。

しかし、アルツハイマー病に関しては歯周病菌が直接、影響を及ぼしている可能性が多くの研究で明らかになってきています。国立長寿医療研究センターと松本歯科大学の共同研究では、P.g菌を投与したアルツハイマー病のマウスの認知機能は、投与しなかった軍に比べ、著しく低下したことが確認されました。さらに脳を調べると、アルツハイマー病の発症に関与しているアミロイドβタンパクの沈着の増加、炎症物質や歯周病菌など細菌が作る毒素の増加が確認されました。

海外では、P.g菌が産生する「ジンジパイン」というたんぱく質分解酵素を阻害することにより、神経の変性やアミロイドβタンパクの蓄積を減らす効果が報告されています。さらに、この阻害薬をアルツハイマー病の患者さんに投与する臨床試験がおこなわれています。今後の研究が期待されます。

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当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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