★歯周病の進行は差が大きい!
2022年03月9日
歯周病の進行はとても差が大きいです。1割の人は重症化します。
同じ民族で、同じ場所に住み、同じようなものを食べていても、
歯周病の進み方は人によってかなり違うことがわかってきました。
発端は、40年ほど前スイスの研究者らがスリランカのお茶農園で働く人たちを対象に
行った研究です。農民たちには当時歯を磨く習慣がなく、歯科医師もいません。
そこで、歯磨きや治療をしないままほったらかしておくと歯周病はどのように進むかを調べました。
全員歯肉炎にはなるのですが、11%の人はほったらかしにもかかわらずそれ以上は進行しません。
一方で1割弱が重症化し、20代から歯周病の症状が出始め、歯が抜け落ち、
40代になるとほとんどの歯を失いました。歯周病の進行状況は大きく違ったのです。
その後も多くの研究がおこなわれ、
先進国でも歯周病患者の10%前後は重症になることが報告されています。
また、日本臨床歯周病学会がおこなった歯周病実態調査では、30代~40代の若い世代でも
重度歯周病患者が15%ほどを占めていました。

日本人はこうして歯を失っていく
日本歯周病学会・日本臨床歯周病学会 より












