★かみ合わせの調整
2022年07月6日
歯周病で歯を支える歯槽骨が吸収されて歯がグラグラしている場合、
噛んだときに1本の歯に負担がかかりすぎないようにかみ合わせの調整や、
揺れのある歯を隣り合っている歯と連結して安定させる暫間固定をします。
また、むし歯で穴が開いた部分にプラークがたまる場合はむし歯治療を、
歯並びが悪くて歯が重なった部分などにプラークが付着しやすくなっている場合は、
歯周基本治療が終わった後に矯正治療をおこなうこともあります。
さらに歯ぎしりや食いしばり、タッピング(歯をかちかちさせる)といった
ブラキシズムの癖があると歯周病が悪化しやすいため、
睡眠時にマウスピースを装着して歯や関節への軽減させる治療もおこないます。
いずれも歯周病の誘因を取り除いて悪化を食い止める治療で、
歯周基本治療の一環とされています。