石田歯科
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★歯周病が引き起こす病気 ⑥早産・低体重児出産 ⑦その他

2022年04月23日

歯周病は、出産に影響を与えることもわかってきました。

1996年に初めて早産の危険因子の一つという研究報告が発表されて以降、

各国で行われてきた多くの研究を解析した結果、

重い歯周病にかかった女性は早産や低体重児を産むリスクが、

かかってない人の3.57倍になることが示されたのです。

早産や低体重児出産のリスクとして喫煙や高齢妊娠がよく知られていますが、

細菌性膣炎などの細菌感染もリスクの一つです。

歯周病も感染症なので、歯周病にかかった歯周組織が作り出す炎症物質が血液中に入り込み、

子宮頸管を柔らかくして子宮を収縮させて早産しやすくさせると考えられています。

また、歯周ポケットから血液中に入り込んだ歯周病菌の毒素が、子宮などに流れ着き、

直接悪さをしている可能性もあります。

ただし、歯周病を治療すると早産や低体重児出産のリスクを減らすことができるかどうかは

意見が分かれており、まだ明らかな結果は出ていません。

なお、妊娠中はつわりで食事が不規則になったりブラッシングが不十分になったりする上に、

胎盤で作られるホルモンの影響で歯周病菌が増殖するため、歯周病が悪化しやすくなります。

妊娠する前にしっかり歯周病を治しておきましょう。

 

そのほかにも、歯周病が肥満に関連している、腎臓病を悪化させる、

HIVに感染した後エイズの発症を早めるといった報告があります。

ただし、まだしっかりと因果関係が証明されていません。

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