★ホワイトニングは歯を強くする
2024年04月5日
ホワイトニング剤の主成分である過酸化水素は口腔内や唾液中に浮遊している歯周病菌やむし歯菌に対して殺菌作用を示します。
さらに、歯を覆っているペリクルを一時的に消失させて歯の中へと入り込んでいくため、ホワイトニング後の歯はフッ化物が浸透しやすくなるのです。
ただし、この過酸化水素は、バイオフィルム(水分と菌体外の基質内に細菌がバックされた巣)は分空き出来ない為、「病原性の高いバイオフィルム」が原因とされる歯周病やむし歯を治療することはできません。
定期的なメインテナンスでプロフェッショナルケアを受けて、バイオフィルムを破壊しながら良好なセルフケアとホワイトニングで病原性の低い状態を維持することが、歯周病、むし歯の予防につながるでしょう。