★一生モノの歯科医師とは・・・②
2022年11月16日
〇患者さんのことを1番に考えるのが、いい歯科医師の基本
そもそも信頼のおけるいい歯科医師とは、どのような歯科医師なのでしょうか。
基本の基本は、患者さんのことを1番に考える歯科医師であること。
これは歯周病にかぎらず、小児歯科やむし歯、歯科矯正といった歯科医療全般に通じるものです。
患者さんに感染が起きないように清掃や滅菌は徹底しよう。
患者さんが一生自分の歯で噛めるように、時間をかけてブラッシング指導をしよう。
このように、歯科医師の患者さんを思う気持ちは、院内の清潔や説明、治療、指導など、
あらゆる場面に反映されるものです。
〇歯科でもセカンドオピニオンの活用を
誰だっていい歯科医師にかかりたいに決まっています。
よく患者さんから先生は自分や家族が歯科治療を受けなければならなくなったとき、
どうやって主治医を見つけるんですかと聞かれることがあります。
歯科医師の場合は歯科の知識はありますし、歯科医師同士の長年の付き合いの中で人柄や知識、
技術力、どのような方針で治療をしているのかなどをある程度わかっているので、
信頼できる歯科医師を見つけるのはそれほど難しいことではないのです。
しかし、歯科医師の知り合いがいない、
歯科にかかわる詳しい知識もない患者さんが良医を探し出すのは大変なこと。
また、多くの患者さんが良医と認めるような歯科医師であっても、
その患者さんとは相性が合わないケースも多々あります。
まず、ある程度絞り込んだ1軒を受診し、その歯科医師と話してみましょう。
1軒目で納得できればよし、何か合わないと感じたら、別の歯科医師を受診して意見を聞いてみる、
そうやって自分が納得して通うことができる歯科医院を見つけるしかありません。
また、現在かかっている歯科医師以外の歯科医院に意見を求めるセカンドオピニオンでは、
セカンドオピニオンを聞いてみたら、主治医の説明が納得できるものだと思えたなどと、
主治医に対する信頼を深めるケースもあります。
歯周病は治療で症状が改善しても、いい状態を保ち続けるにはその後も定期的なメンテナンスが必要です。
一生付き合うつもりで、歯科医師を選んでください。