短期集中治療も行っています
日本歯周病学会「専門医」在籍
- 基本治療の徹底
- 歯周内科療法
- レーザー療法
- 歯周組織再生療法
歯周治療、根管治療、ブリッジなどを複合的に行った症例。
リスクとしては、治療が長期にわたるため、治療が終わっていない箇所から、
治療が終わった箇所へと歯周病原菌が感染することがある。
日本歯周病学会「専門医」在籍
歯周治療、根管治療、ブリッジなどを複合的に行った症例。
リスクとしては、治療が長期にわたるため、治療が終わっていない箇所から、
治療が終わった箇所へと歯周病原菌が感染することがある。
当院の歯周病治療は、日本歯周病学会「専門医」が担当します。
担当医をご紹介します。
日本歯周病学会専門医とは、厚生労働省が認可した歯周病治療のスペシャリストに与えられる資格です。この資格を保有するのは全歯科医師の1%、大阪市北区にはこの資格を有するドクターは5名のみです(2020年3月)。
下記の条件を満たすことでこの資格を取得できます。
上記の条件すべてを満たして初めて日本歯周病学会専門医試験の受験資格が得られ、専門医試験に合格して晴れて『日本歯周病学会専門医』になることができます。また、この資格は歯周病に対する知識を確認するために5年ごとに資格を更新しなければなりません。
当院の歯周病治療の特徴をご紹介します。
歯周病はどのような病気かご存知ですか?
分かっているようで、実際は多くの方が理解していません。
歯周病は「細菌」が悪さを行うことで進行する感染症です。
顎の骨を徐々に溶かされることで、徐々に歯がグラグラしてきて、最終的には抜け落ちてしまいます。
つまり、治療のポイントは「細菌」へいかに効率的にアプローチできるかです。
一般的に行われている歯周病治療は、この「菌」に焦点を当てた治療はしているのですが、表面的な部分のみです。
よく歯垢などが歯周病の原因として挙げられますが、これは「目に見える表面的な部分」となります。もちろんこれらをしっかりと除去することは大切です。
しかし、歯垢を除去したとしても「目に見えない菌」まではしっかり除去できていません。細菌は数週間で増殖していきますので、菌が残っていると再発の原因となります。
ではどのように「目に見えない菌」を除去していくのかをご紹介します。
ジスロマックという錠剤を服用し、口腔内の歯周病菌を殺菌します。
風邪を引いたときは、薬を飲んで原因菌を殺菌すると思いますが同じ原理です。
下の画像は服用前と服用後の細菌の変化です。どのくらい効果があるかわかると思います。
レーザーは、従来法では届きづらかった深い歯周ポケットや複雑な形態の歯周ポケットにも到達し、しっかりと殺菌できます。その他、歯周病が出す毒素(内毒素)の除去さえも可能です。
強い殺菌効果を持つ「オゾン水」でお口の中を洗浄します。
オゾンは常温ですぐに無害な酸素へと分解されますので、身体への影響はありません。
様々な診査診断を行いますが、当院では一般的な二次元レントゲンの他、三次元で撮影できるCTによる診査診断も行っています。CT診断はどのようなものなのかをご紹介します。
冒頭でもお伝えしましたが、歯周病は「顎の骨」を溶かしていく病気です。
そのため、歯周病の進行度合いを確認するため、骨の状態の診断も大切になります。
一般的には二次元レントゲンで診査診断を行いますが、当院ではより精密に診断できるCT撮影も行います。
治療計画を作成するうえで、この骨の状態を精密に分析できるか否かが、治療の成否を分けます。
歯周病が進行すると、歯がグラグラしてきて、最終的には抜歯せざる得なくなります。
しかし、歯周組織再生療法を行うことで、顎の骨を回復させ、抜歯を回避できる可能性があります。当院では「エムドゲイン法」「GEM21法」を利用します。ここではエムドゲイン法をご紹介します。
エムドゲインは歯周病で骨が無くなってしまった部分にゲル状の材料を詰め、骨を再生させる方法です。
麻酔した上で、治療する部分の歯肉を切開します。
歯石などの感染部分を清掃し、取り除きます。
歯を失った部分にエムドゲインを塗布します。
切開した歯肉部分を縫合します。
この治療法では、歯科新素材を使用するため、身体への安全性について患者さんからご質問されますが、身体への悪影響はありませんのでご安心ください。
歯周病治療を行ったことがある人であればわかると思うのですが、治療後は一見「歯が長くなっている」状態になります。これは、顎の骨が溶かされた分、歯肉が退縮し、歯の下の方が見えるようになったためです。
このままの状態だと「見た目」が悪いですよね。
これを改善するため、当院では「歯肉移植術」を行い、可能な限り元の状態に戻す処置も行っています。
治療法を簡単に説明すると、上顎の歯茎から歯肉を取ってきて移植するという方法です。
治療後の「見た目」も整える事、それも当院のコンセプトです。
ご存知かもしれませんが、歯周病治療には一定の期間がかかります。
そのため、仕事をされている方や子育てをしている方にとっては、しっかり腰を据えて治療をするのが難しい場合があります。
そこで当院では、1回の治療時間を長くとり、通常数回の来院が必要な工程を一気に行うなどの対応もしています。
これにより、来院回数そして治療期間を大幅に減らすことができますので、忙しい方から高い評価を受けております。
まずは貴方のライフスタイルを詳しく私たちにお話しください。
共に負担のなく、かつ効果のある治療計画を立案させていただきます。
歯周病治療は生活習慣病の側面も持つので、患者さんのお口の現状、状態の変化の他、患者さんのライフスタイルや趣味、趣向なども把握しておく必要があります。
そのため当院では「担当歯科衛生士制」を採用しています。
これは患者さん一人ひとりに専任の歯科衛生士がつく制度です。
治療のたびに担当者が変わってしまうと、それまでの情報をしっかり把握したうえで診療にあたるのは難しいため、このような制度を採用しました。
歯科衛生士とは、単なる歯科医師のアシスタントではなく、文部科学省や厚生労働省から指定された専門学校を卒業し、国家資格を持つ専門職です。つまり、歯周病や虫歯から歯を守るための治療を行うことができるスペシャリストです。
何事もそうですが、「着眼点の良し悪し」ですべての結果が決まってしまう事があります。
身近な例でお話すると、東京から福岡まで行くとします。
方法はいくつかあります。飛行機・自家用車・新幹線・徒歩などなど。
目的地は同じですが、どの方法を選択するかで「費用」・「時間」・「安全性」などが変わってきます。
特に制約がなければどの方法を選択しても良いと思います。
しかし、足が不自由なのに「徒歩」を選択したらどうでしょうか。
また、最短で行く必要があるのに「自家用車」を選択した場合はいかがでしょうか。
このように、「制約」が生じた場合、何を選択するか、着眼点をどこにするかで「結果の良し悪し」が変わってきます。
では、歯周病治療ではどうでしょうか?
まず、どのドクターも「治癒させる」ことがゴールとなりますが、着眼点はドクターによって変わってきます。
例えば、「薬」で治療するのか、「外科」で対処するのか、「レーザー」を利用するのか……。
ここで皆さんにお伝えしたいことは、「着眼点の良し悪しで治療の結果が変わってしまう」ということ。そして、その着眼点は「ドクターの経験・知識・見識の度合いによって変化する可能性がある」ということです。
適切な着眼点を持つドクターを患者さんが見極めるのは難しいかもしれません。しかし、これらを「事実」としてしっかり認識し、治療を進めても一向に改善しない場合は、他院でのセカンドオピニオンを受けるのも1つの方法だと考えます。
当院は、歯周病治療の専門家「日本歯周病学会専門医」が在籍していますので、安心してご来院いただけたらと思います。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。