石田歯科
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★ 歯周病治療の流れ

2023年03月10日

最も大事なのは歯周基本治療です。

 

歯周病治療の大きな流れは「動的治療」と「メインテナンス」です。

両方とも歯科医院で行う治療に含まれています。動的治療の中身は検査(X線撮影、歯周病組織検査、写真撮影など)、歯周基本治療(ブラッシングのやり方指導、スケーリング・ルートプレーニング)、歯周外科治療(フラップ手術や歯周組織再生療法)です。

歯周病の原因は、歯に付着した最近の塊である「プラーク」です。プラークを取り除かなければ、歯周病の進行を食い止めることはできません。そこで治療の第一ステップは、プラークを自分自身で除去できるようなブラシの選択ややり方の指導に始まり、プラークが唾液の成分などで固まってできた歯石を取り除くことに主眼をおきます。これは、「歯周基本治療」と呼ばれるものです。歯周菌治療には歯科医院でスケーラーという器具を使って、歯の表面に沈着した歯石を除去することを主眼としています。これらはスケーリングという処置で、主に歯科衛生士が行います。続いて歯肉の下のザラザラした根面を滑らかにすることをルートプレーニングといいます。こうすることで汚れが再び付着しにくくなるだけでなく、歯肉と根面がぴったりくっついて。歯周ポケットが浅くなる効果が期待できます。

 

一通り処置が終わったら、治療効果を確認するために歯周ポケットの深さを再度計測するなどの検査を行います。根面の汚れがしっかり取り除けるまで治療とこの検査を繰り返します。軽度の歯周炎までなら、これらの基本的な処置で歯肉の状態はかなりよくなります。

炎症がおさまらなかったり、歯周ポケットが浅くならない場合には次の段階として、歯周外科治療に移行します。歯周外科治療では主にフラップ手術をおこない、歯肉を根面から一度剥がしてプラークや歯石を取り除き、歯肉を元に戻し、歯肉が安定するのを待ちます。歯周組織の再生が期待できる場合は、歯周組織再生療法をおこなうこともあります。

 

なお、すべての治療が終わったら一段落となりますが、歯周病の治療そのものはこれで終わりではありません。歯周組織が改善しても、時間の経過とともに再びプラークや歯石が沈着して、歯周病が再発するリスクが高まるからです。

このため、定期的に歯科医院を受診して「メインテナンス」をうけていただき必要があります。メインテナンスでは、セルフ・ケアでは落としきれないプラークや歯石を除去し、歯周組織の状態を検査することで歯周病を予防していきます。

 

 

続 日本人はこうして歯を失っていく

著 日本歯周病学会・日本臨床歯周学会

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